闘病中の柳原さんを配慮して,今回のインタビューは、文書で行いました。生徒たちは,相談しながらインタビュー内容を考え,その内容を文書で送り回答していただきました。闘病中にもかかわらずお答えくださった柳原さんには、心から感謝します。今回参加した生徒の感想も、アーカイブ上で読むことが出来ます。
http://1964.mapping.jp/
柳原さんは、1964年大会のピクトグラムをデザインされています。インタビュー記録は、柳原さんゆかりの地、横浜の「日本丸」上空に掲載されていますので、アーカイブ上の横浜あたりを探していただければ、記事が読めます。
柳原良平
やなぎはら・りょうへい 1931年8月17日 - 2015年8月17日 画家、イラストレーター。東京生まれ。京都市立美術大(現・京都市立芸術大)で商業デザインを学び、卒業後、寿屋(現サントリー)に入社。後に作家となる開高健や山口瞳らと組み、洋酒の広告に取り組んだ。1958年に生み出した「アンクルトリス」は、新聞広告やテレビコマーシャルなどで人気を博した。船舶を多く描いた。東京オリンピックの会場案内に使われ大評判となった。ピクトグラム(絵文字のサイン)の開発にも携わった。